カルキチブログ

2023年振り返り

2023年をふりかえってみました。

思いつくままに書いたので時系列順ではないです。

SAA取った

今年の5月にAWSのSAA(AWS Certified Solutions Architect - Associate)を取りました。

AWSでよく使うサービスの理解とこんな構成だったら要件を達成できるのではみたいな提案ができるようになりたかったので、取りました。
インフラエンジニアの話している内容が前より少しは理解できて話にもついていけるようになったと思います。

学習当初はVPC周りが微塵も理解できなかったので、ネットワークの基礎を書籍を購入して勉強し直すなどの遠回りはありましたが、それも含めてよかったんじゃないかなと思います。

有効期限が確か3年とかだったと思うので、失効するくらいのタイミングでSAP頑張って取ってみようかなとか思ったりもしてます。

WBC現地観戦

ぶち上がりました。

2年半働いた会社を辞めた

2年半働いた会社を辞めました。

当時の話を少しだけ書くと、ウェブ制作系の会社(WordPressとLaravelを少々...)からウェブ開発に転向しようと思ったもののどこも拾ってくれる会社がなく、たまたま声をかけて頂いて入社しました。

PHP・Laravelが分かるエンジニアということで採用されたのですが、新規プロジェクトをVue・SPAで構築することは決まっているものの、入ったチームにフロントできる人がいないことが判明しました。

ウェブ制作をやっていたときに趣味レベルでReactやGatsbyJS、Next.js(ISRとかもなかったので多分、10系頃)を触ってはいたので、やったことないけどなんとかなるかと思い、「できます!」といってVueでSPAを構築することになりました。

思い返すと、これが自分のフロントエンドエンジニアとしてのキャリアの始まりだったのかなと思います。

実績皆無の状態でも周りからの信頼を得ることができたのか、入って1年経たないくらいで、フロントエンドの設計〜技術選定〜実装を任せてもらえるようになりました。

僕が入った当初はフロントエンドはjQuery・Vanilla JSでの実装が基本だったのですが、辞める頃にはフロントエンドの技術スタックはTypeScript・React・Vite or Next.jsというモダンなものに変わっていました。
→Vueが嫌いなわけではありませんが、その後の技術自体の伸びを考慮してReactを選定しました

その後はフロントエンドができる人がいなかったこともあって、フロントエンドの技術選定〜設計〜実装を中心に、GitHub Actionsを使ったCI・CDの構築、たまにGolangを使ったAPI開発、AWS CDKを使ったインフラの構築(S3 + CloudFrontのめっちゃシンプルなやつ)、既存のVanilla JS・jQueryで作られたアプリケーションをReactでリプレイスするなど、色々な経験を積ませていただきました。

人間関係や労働環境も良かったし、給料もそこまで不満はありませんでしたが、後述するフリーランスという働き方に興味があったのでやめました。

辞める前後の話ですが、某メガベンチャーにスカウトを頂いたときはちょっとは成長したのかなと思いました。

鬼怒川に行った

会社を辞めたあと1ヶ月くらい休みがあったので、鬼怒川に行ってました。

Twitterで仲良くなった方といったのですが、すごくいい場所でした。

一緒に行ってくれて本当に感謝ですね。

独立した

1ヶ月くらいの充電期間を挟んだ後、独立しました。

正社員と独立後で変わったことを簡単にまとめてみました。

  • 週5で働かなくてもよくなった(現在は週4程度働いている)
  • 業務時間自由
  • 働く日数は減ったが、収入は正社員時代よりも増えた

独立した理由ですが、税金周りの仕組みを知ってみたかったこと、週5で働きたくなかったこと、業務外で技術に向き合う時間がもっと欲しかったことが大きな理由です。

業務外で技術に向き合う時間とは、普段使っている技術の深堀りだったり、興味のある技術の探求の時間だったり、それらで得た知識のアウトプットの時間を指しています。

興味のある技術はたくさんありますが、直近だとゼロランタイムCSS in JS、エッジコンピューティング、Vim・NeoVim、Deno、ネットワーク、Linuxあたりに興味があります。

うん。書いてて思ったのは気になっている技術、全く一貫性がないですね。

税金周りに関しては独立した当初は「人間って生きてるだけでこんなにお金かかるのかぁ...」となんとも言えない気分になりました。

住民税とか高くてびっくりしました。

働く日数に関してだと、今は月曜〜木曜まで働いて、金〜日はお休みにしているのですが、平日に買い物して美容室に行けたりするのはいいですね。

基本は正社員時代と変わらずフロントメインなのですが、正社員のときはフロントエンド開発者が少なかったこともあって、触れる機会が少なかったバックエンドもちょいちょいやっています。

業務内容としては、GraphQLを使ったバックエンド実装、Prismaの導入やマイグレーション環境の整備、Next.jsのServer Actionsを使ったバックエンド実装とECSで実行するためのDockerfileを書いたりと少しづつですが、フロントエンド以外の経験も積めつつあるのかなといった感じです。

独立1年目で唯一達成できなかったのが、業務外で技術に向き合う時間を増やすことです。

達成できなかった原因をリストアップしてみました。

  • タスクを受けすぎた結果めちゃくちゃ忙しくなったから。
  • 忙しくなって疲れた状態だと何もする気が起きなくなってしまったから。
  • 業務時間自由に甘えすぎた結果、朝から夜働いて深夜の4時くらいに寝て、夕方頃に起きて働くみたいなことを2週間くらい続けたら体調壊してしまったから。

無理のない範囲でタスクを受けて、規則正しい生活をするように心がけることができれば、技術に向き合う時間は自然と増えていくのかなと考えています。

収入面に関しては週4ではあるものの、税金とか差し引いても正社員のときよりもらえるお金は増えたので、まあいいんじゃないでしょうかって感じです。

→有給とかないので、休んだらその分収入は少なくなってしまうのですが...

VimConfに行った

念願だったVimConf 2023 Tinyに参加しました。

普段お世話になっているプラグインの開発者の方もたくさんいらっしゃったので、テンションが上がりました。

Vimが大好きな方だったり、Vimをもっと普及させたいと頑張っている方だったり、Vimに人生をささげている方を見て心が熱くなりました。

自分の周りでも、少しづつですがVim使う人が増えてきています。

僕の影響でVimを使い始めましたという人もいて、誰かに影響をあたえることができたというのは喜ばしいことですね。

Vimは自分のアイデンティティの一つだと思うので、もっと突き詰めていきたいなと思っています。

結びとしてウォルト・ディズニーの名言を引用にはなるのですが、

「Vimは永遠に完成しない。この世界に想像力が残っている限り、成長し続ける」

という気持ちを忘れずに来年もVimに向き合いたいです。

Vim系のイベントは来年も積極的に参加して、登壇とかもしてみたいと考えています。

Linuxに入門した

つい最近ですが、Linux入門しました。

秋葉の中古PCショップで29800円で買ったThinkPadにUbuntuを入れてみました。

ミニマリズム的な設計思想とCUIで全て設定できる部分がささったArch Linuxとかも考えたのですが、まずは王道を知りたいと考えて、Ubuntuを選定しました。

Linux自体はエンジニアになる前、プログラミングの学習をしていたときから興味があったのですが、当時プログラミングを教えていただいた方に「最初はmacのほうがいいと思う。macもUnix系のOSだからmac触ってから、Linuxのほうがいいんじゃない?」と助言を頂いて、その当時はMacBook Proを購入したという経緯があります。

1日くらいでUbuntuの導入から最低限使える環境の構築はできたのですが、必要最低限のパッケージしか入っていないため、エラー読んで1個1個入れてくみたいな作業が必要で、実際にセットアップをしてみて、macの方がいいと当時プログラミングを教えていただいた方が言っていた意味が分かった気がします。

メモリが8GBの機種なのですが、使って良かったらメモリ増設してプライベート用のPCにしようかなと考えていたのですが、メモリの増設ができない機種だったらしく、もうちょっと調べて買えばよかったと少し後悔しています。

まだ試していないのですが、Docker使ったり、アプリを色々いれたりするときつくなりそうなので、プライベートPCをLinuxに変える決心ついたら別でPC買うと思います。

来年の抱負

  • 設計力上げたい
  • タスクのコントロール(いけると思ってタスクを受けすぎない)
  • 規則正しい生活。規則正しい生活ができれば、技術に向き合える時間も増える。
  • この技術・領域だったら自信を持って得意といえるものを身につける
  • 技術やプログラミングへの探究心・好奇心を忘れずに
  • プライベートPCはmacやめて、Linuxにする
  • ラスト20代。明るく!楽しく!!元気よく!!健康に!!!